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プロフィール

土田悠平（バリトン）

- Yuhei Tsuchida -

　1987年生まれ。埼玉県朝霞市出身。私立聖徳学園小学校、私立明治学院中学校、私立明治学院東村山高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。大学卒業時に同声会新人賞を受賞。第6回高校生のための歌曲コンクール入選。第7回同コンクールにて奨励賞を受賞。第5回全国叱られてコンクール学生の部にて最優秀賞を受賞。

　オペラ「リゴレット」にチェプラーノ役で出演する他、小澤征爾監修のもと、小澤塾オペラ「こうもり」「蝶々夫人」に出演。又、チョン・ミュンフン、シャルル・デュトワら指揮のもと、N響定期演奏会に出演するなど幅広く活躍している。 2011年2月には明治学院大学で行われた、ブクステフーデ作曲「われらがイエスの四肢」に出演しソリストデビューを果たす。

　その一方でドイツ歌曲を専門にし、未発見とされている楽譜の発掘及び収集を行っている。 2012年11月には歌曲『野ばら』を100曲演奏する演奏会「野ばら×９１」を企画し、制作委員会の代表とソリストを兼任しながらプロジェクトを進めた。これまで未発見とされてきた8曲の楽譜の収集に成功し、同演奏会で初公開、演奏した。これらの模様は新聞に掲載された他テレビ放映されるなど、今後の研究の励みとなった。その他、2007年8月にドイツ歌曲を中心とした初のリサイタル「Lieder Einladung」を開催。これまでに計5回のリサイタルを開催する。

　17歳より声楽を専門的に勉強し始める。高校在学時からイタリア歌曲やオペラを勉強し、大学へ進学後、ドイツ歌曲に目覚める。ウィーン楽友協会ホールで行われた、ベートーヴェン作曲「第九」に出演するなど国内外を問わず様々な演奏会に積極的に出演している。特に、知名度の低い楽曲の発掘に力を入れており、その姿勢を高く評価されている。現在、ウィーンにて研修を積んでいる。

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